ギターとは何だろう!


ギターは小さなオーケストラである               (ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン 作曲家)


蛇の如く聡くあれ (イエス・キリスト)

情報とは非対称性である:不可能性定理 (ケネス・アロー ノーベル経済学者・最年少レコードホルダー)

脱皮出来ない蛇は滅びる(フリードリッヒ・ニーチェ 実存主義哲学者)


作曲者の意図しない様な、曲に対してのソルフェージュを超えた行き過ぎた超絶技巧はサーカスの道化師(ピエロ)の様だ。           (テオドール・アドルノ 現代音楽作曲家、社会心理学者、哲学者)                                    現在のロックバンドに於いてはジミ・ヘンドリクスタイプよりスティーブ・ハウの様なギタースタイルが時代に適応していると言えるだろう。     (ジャック・アタリ 元ユーロ中央銀行総裁、歴代(シラク大統領を除く)フランス大統領補佐官)


ギターの進化の過程は、その音量の追求及び音の遠達性の向上にあると言える。          上記の様にニーチェが言うように、ギターの歴史上に置いて、時代の求める要求に答えられないギターは淘汰されるのである。 宛ら経済学にダーウィンの進化論が与えた影響により、ミルトン・フリードマンの新自由主義経済学が生まれた様に、より大きな音量並びより高音質な遠達性、多様な音色の変化を演奏家、並びに製作者は追求したのである。 その結果、ダーウィンの進化論の如く、適応できぬ技術はその歴史上淘汰される事になるのである。依って利便性、機能性、の向上を成しており技術の進歩無くしてギターの進化は無いと言えるのである。


言葉(文章、文字等を含む)は事象を表さない。

このホームページは私の個人の自己思考論である。よってこれを読んだ方に適応性がない場合があり、この点は自己責任になる。

理論には、一般論、専門論、個人見解及び個人的思考論、相対性比較理論、絶対性理論等があるが、このホームページは、私個人に於ける思考による一般的専門分野においての相対性理論的考察と成っている。その為にここには、情報の非対称性が、存在するのである。私とこれを読む方が全く同じ共通認識を所有していないからであるからだ!

尚、このホームページ上では敬称は省略するものとする。


ギターのルーツ

私の記憶が確かならば、その原器は、古代シュメール?エジプト時代の壁画に描かれていたと記憶している。これは現在に於けるハープの様な、恐らくはハープに進化していくことになる固有楽器ライアの原器であるといえる。この原器こそは、その後の弦楽器(撥弦楽器)の源であり、世界各地域に伝わり、ウード、リュート、シタール、バンジョー、バラライカ、三味線、琴等に変化していく事になるのである。


ギターの定義 

ギターを定義すると、一般的には木(ウッドマテリアル)である所の共鳴箱(レゾナンスボックス、即ち所謂レゾネーター)に

ネックをジョイントして6本の異なる太さの弦を張った物である。

一般論としては、この様になるが、各演奏者の個性により、多弦ギター、7弦、8弦、10弦、11弦、12弦、(6弦+13弦これはエレクトリックシタール)私の記憶が確かならば、ギブソン社が導入したエレキギターSGシリーズで世界初のダブルネックエレクトリックギターが登場したが、これは、12弦ネックと6弦ネックのギターであるが、19世紀古楽器の時代に於いては、ダブルネック、トリプルネック、ハープギター等変則的ギターが、音楽ジャンル、演奏スタイルの違いにより存在する。ボディマテリアルもウッドマテリアル以外アルミニウム、グラスファイバー等が存在している。これらをアコースティックギターという。これにピエゾマイクを取り付けると、所謂エレアコ即ちエレクトリックアコースティックギターという。マグネチックマイクを付けた物は、一般的にはエレキギターに分類される。(例外が唯一存在する。ギブソンが開発した世界初のソリッドボディエレクトリッククラシックギターである処のチェット・アトキンスモデルである。クラシックギターのナイロン弦ではマグネチックマイクが発生させる磁界マグネチックフィールドを切り裂く事は出来ない。依って弦振動をマイクは拾わないのだ。これでは、音は出ない。このタイプのギターのみはピエゾピックアップであってもエレクトリックギターと呼ばれている。)

ボディ表面がカーブを描いている物はアーチドトップ、ボディ裏面がカーブを描いているものはアーチドバックという。これがアコースティックギターの場合は、ピックギターといい、マグネチックマイクを取り付けた物をフルアコ(フルアコースティックギター)と呼ばれている。一般的には、エレキギターと云えば、ソリッドボディのウッドマテリアルギターを指す事が多い事と思います。

 

ギターの構造

ギターの構造は、その歴史的背景にあると思われます。(ギター定義の所と重複してしまいますが)現在に於けるギターの構造は、クラシックギターからの発展した種類、バイオリン、チェロ、ビオラ等所謂バイオリン属である、擦弦楽器から発展した種類があります。(ギターはリュート属から発展した撥弦楽器であるが擦弦楽器であるバイオリン属の影響を受けた物もある。) 擦弦楽器から発展した種類は、前途のピックギターでありますがその特徴は、ネック材はメイプルであり、エボニー指板或いは、ローズ指板である。ボディはアーチドトップ、アーチドバックである。

俗に言われているフォークギターとは、クラシックギターから発明された発展した種類である。ドイツでクラシックギターを製作していたシュタウハー氏(余談だが、シュタウハーが製作したギターのヘッドデザインである片側6連ペグスタイルは現在のエレキギターメーカーであるフェンダー社に受継がれている)の弟子であるクラシックギター制作家のC.Fマーチィン氏が米国に渡り、羊腸弦の代わりにスティール弦を採用してできたギターである。このギターの存在がなければ、今日のエレキギターの存在もなかったであろう。 ボディ構造は、クラシックギターから発展した種類は表面板(トップ材)はスプルース材が使用されている(クラシックギターではシダ―材を使用した物も比較的多いが!)バイオリン属から発展した種類では、表面板は、同様にスプルース材でサイド、バック材はメイプル材を使用している。ネック材も同様にメイプルであり、その他のマテリアルは使用されてはいない。ジャズギターで使用される、所謂ピックギター及びエレクトリックであるフルアコギターはこれを引き継いでいる物である。 具体的には、ギブソンで例を挙げると、L-5、L-7このギブソンLシリーズに於けるLの意味はギブソン社の製作者ロイド・ロアーの頭文字を付けているアコースティックアーチドトップギターの最高高級品である。このギターの特徴は、トップはスプルース材であるがサイド、バック共にメイプル材であるが、ES(エレクトリックスパニッッシュ)シリーズではトップ材もメイプル材となっている。このシリーズではネック材はマホガニー材となっている。 ネックには指板が接着されているが、クラシックギター、ジャズギターで使用されるタイプのギターではエボニー指板が一般的には使用されている事が多い。一般的には、弦長はフルスケールでは650mmで,レギラースケール(クラシックギターは650mm)は630mm、ショートスケール(クラシックギターでは630mm)は600mmである。  ピタゴラスの定理によりこの弦長の半分が12フレットとなっている。その他のフレッチングは現在は平均律で割り出しているが、以前はピタゴラス律で、そして純正律となり、平均律が使用されることと成っている。この平均律ができた事により、ジャズによるインプロビゼイションの表現の他調への移調がよりスムーズに成り自由度がましている。(余談だがバイオリン属のようにフレットレスで有ればこんな事は関係はないのではないかと考えられる。)このことは鍵盤楽器も同様である。 また、クラシックギターではネック材はマホガニーでエボニー指板が一般的である。ボディマテリアルはローズウッドが使用される事が多く、ハカランダ、シープレス、メイプル、(バジェット、低価格品)ではマホガニー材も存在する。 ボディ、ネック、フィンガーボードの接合には、高級品(クラシックギターでは一般的に)ハイドグルー(ニカワ)を接着剤としている。フラメンコギターではシープレスが使用される事が一般的であるがコンサートタイプギターではローズウッドが使われる事が多い。 トップ表面板の裏には力木が使われているが、現在のクラシックギターの元祖19世紀ギターのルネ・ラコート、パノルモ(世界初の金属ペグが使われた歴史的楽器)現在の流通されているクラシックギターの原形を形成したギター製作の開祖天才的ギターマスタービルダー、アントニオ・デ・トーレスのギターの出現により音の延達性が確保されている。これをバイオリンに例えれば、アマティの弟子であり、ガルネリウス以上のバイオリンを製作したとされる、ストラディバリウスと同様に俗に言う所の遠鳴りの音であり名器と呼ばれる楽器固有の音即ち、平面波で音が前に飛ぶように発音される。逆もまた真也で平面波で音が前に飛ぶ様に、出る楽器、また楽器以外でも、オーデオ機器も共通であるが、この様に発音される物が良い音即ちハイレゾリューション、高音質である事は言うまでもない。