classical guitar

Antonio de Torres

アントニオ・デ・トーレスの衝撃

この写真は、1958年製クラシックギター、製作者は黒澤常三郎氏である。

この個体はアントニオ・デ・トーレスモデルである。その特徴は力木の構造にある。

力木の構造が八の字状に(団扇)なっている。

このギターをクラッシックギタリスト川井善晴先生が演奏していたが、そのピッキング

タッチの素晴らしさもあり、思わず欲しく成ってしまった。

この後に、オリジナルのアントニオ・デ・トーレスを聞く事となる。

フランシスコ・タレガ

アントニオ・デ・トーレス

ここではジュリアン・ブリームはフランシスコ・タレガ及びアントニオ・デ・トーレスについてのギターの歴史を述べている

ギターインプレッション

ジョン・ウイリアムスの弾くイグナシオ・フレタである

クロサワ日本総本店クラシックギタースペシャリスト”バーチュオーゾ渡辺氏の模範試奏を基本にして各楽器の個性、特質、そしてクラシックギターのオーバートーンフェイズシフトノイズハーモニックディストーション即ち倍音位相差変位歪みによる各ギターの固有音を聞いてみたいと思う。渡辺氏の様にピッキングタッチが正確で精度が優れていなければ解らないであろう。勿論同じ条件の録音でなければ正確には解らないであろう。

同じギタリストで同一な録音条件でなければならない!この世界のトップギタリストであるジョン・ウイリアムスではピッキングタッチが強過ぎる為か各個体差が出にくいし、ジュリアン・ブリームではピッキングタッチがアタック音が潰れてしまう。彼らですらこの様な問題があり適切ではないのだ!ここでは、2つのギターを比べ相対的に2元論的に考察する事にする。尚基本にするのはアントニオ・デ・トーレスとする。

先ずはイグナシオ・フレタからだ。

トーレスと比べると落ち着いた感じであるが、抜けが甘く延達性は劣ると云える。がヘルマン・ハウザーと比べるとフレタは腰が強く線が太い感じだ。

この甘く太い音がフレタの魅力である。

ヘルマン・ハウザーはと言うとこれはまた違っている。比べればハウザーはフレタより透明感のある音色であるが。線は細いこれは1KHz付近にピークポイントがありこの辺が耳につくといえるのだ。

トーレスと比べると倍音歪みが多く雑味が有ると言わざるを得ない。この3本の中では最もビビットである。

実は私はジュリアン・ブリームが手放したホセ・ルイス・ロマニリョス ジュリアン・ブリームモデル初号器を弾いた事があり私がいた時に店に入荷した事が有り購入を考えた事も有り、先立つ物が無く買える訳が無いのは自明であるが、このギターが素晴らしく良かったのを覚えていて今でも忘れずにいる。

マアそれはさて置いて、このロマニニョスは倍音歪みが少なく抜けが良い、立ち上がりのアタック音はフレタの方が早い。腰はフレタの方がある。フレタ、ハウザーと比べるとロマニリョスの方が倍音歪みは最も少ない。が、トーレスと比べれば音の粒たち、エッジはトーレスだ!トーレスは流石に別物である。

今人気のグレック・スモールマンである。ジョン・ウイリアムスの使用ギターと言う事も有り、有れば直ぐに売れてしまう。と言うギターで、ジョン・ウイリアムスのコンサートでは聞いているのですが、店頭では、見た事すら無い、私が行く頃には既に売れてしまうという。まるで八百屋や果物屋の店頭の季節の野菜の様な回転率(笑)で見たことも直接聞いたことも無い。ヘルマン・ハウザーと比べれば同じ様に1KHz辺りにピークポイントが有りながらこちらの方がよりそれがきつく感じます。音量はかなり有りますが、残念ながら倍音歪みは最も多いと言えるでしょう。この個体だけかも知れませんが1弦ハイポジションが線が細い傾向にあります。

言わずと知れたエルナンデス・イ・アグアドですが、以前はフレット音痴と言われていたのですが、そんな事は無いようですね!噂に違わぬ良く歌うカンタービレなギターですね。芸術的に良く鳴る楽器です。ギターが饒舌に表現してしまう。まるでギターが意思を持ちギタリストの意志を理解しながら鳴ってくれる、鳴ってしまうかのようです。ロマニリョスと同じ様に倍音歪みは少なくノイズフロアが低く雑味の無い音であると言えます。ハウザー、スモールマンと比べるとピークポイントはほぼ無いと言えるでしょう。フレタと比べるとクリアであるのですが、若干フレタの方が抜けが良いのか雑味は少ないです。しかし音の粒立ちは揃っています。フレタと比べるとよりフラットであると言えます。

私がいた時には日本には輸入されてはいなかったギターです。このギターは馴染みがありませんでしたが、非常に面白いギターです。良く歌うという所はエルナンデス・イ・アグアドに似てはいますが、アグアドの方が寄りフラットであると言えます。音の粒立ちはアグアドに歩があると言えます。1弦のハイポジションに若干の線の細さが感じますが、1KHz付近がピークポイントを持つ等と言う事はないようです。フレタ、ロマニリョスと比べれば音が少々暴れています。


ジュリアン・ブリームとステファーヌ・グラッペリでジャンゴ・ラインハルトのヌアージュを演奏している、元々はジュリアン・ブリームはジャンゴ・ラインハルトを聞いてギターを始めたと言う。

ここで使用しているギターはトーレスであると思われる!(冷静に考えれば、これも推測に成るがヘルマン・ハウザー1世のトーレスモデルではないだろうか?それともホセ・リョマニノスのトーレスモデルなのだろうか?)

尚、私が楽器店に務めていたときに実はジュリアン・ブリームが手放したホセ・ロマニリョスのブリームモデル初号機が店に来た時がある。このギターは非常にショッキングなギターでジュリアン・ブリームの自宅のバックヤードにギター工房を作りそこでジュリアン・ブリームがギターを弾き演奏、その音をホセ・ロマニリョスが聞いてギターの或る所を調整して仕上げたという事が如述に解ってしまう、ギターであった。ここでは詳細は割愛させて戴く事にする。


 ミゲール・リョベート本人の演奏である。


 マリア・ルイサ・アニード本人の演奏である。

 ホルヘ・アリサによるロベルト・ビゼーのニ短調組曲である。スペイン王立音楽院主席教授である。

 マリア・ルイサ・アニード及びホルヘ・アリサは共にあのフランシスコ・タレガの直系の弟子であり、現代クラシックギター界では最も優れたピッキングタッチを持っている。と言って良いであろう。


デビット・ラッセル

私が思うにこのデビット・ラッセルはフランシスコ・タレガを最も研究しているギタリストと云えるであろう。

フランシスコ・タレガの代表曲のアルハンブラ宮殿の思い出、アラブ風奇想曲、そしてドビッシィーの曲をギターに編曲した亜麻色の髪の乙女である。アルハンブラ宮殿の思い出はトレモロ奏法、亜麻色の髪の乙女はハーモイクス奏法である


アンドレス・セゴビア

クラシックギターがクラシック音楽たる所以はセゴビアに於けるこのような演奏に因るものである

フランシスコ・タレガが開発したトレモロ奏法によるアルハンブラ宮殿の思い出である。このジャケットはヨハン・シュタウファーかクリスチャン・フレドリック・マーチンであるか? この片側6連ヘッドデザインはフェンダーに受け継がれて行くのである。

 このギター、ヨハン・シュタウファーは自身の弟子であるクリスチャン・フレデリック・マーチンにその技術が移行していくが、それが所謂フォークギターに繋がっていくのであるが、実はあのXブレイシングもこのヨハン・シュタウファーの発明による物である事が分かったのである。


ジュリアン&ジョン

 この二人は、ロンドン王立音楽大学の先輩、後輩にあたる、息の合ったギターディオである。ジョン・ウイリアムスがイグナシオ・フレタを使用し、ジュリアン・ブリームはおそらくホセ・ルイス・リョマニノスを使用しているものと思われる。

両者の演奏スタイルの違いと使用するギターのトーンキャラクターの違いが認識できると思う。

 

クラシックギターの歴史

クラシック音楽に於いてのギターの歴史

 クラシック音楽の歴史は、ヨーロッパ民謡が、そのルーツであるが、クラシック音楽ではギターはその主流ではない。(この辺は、ジャズも同様であるが)ギターがクラシック音楽にその存在を認めたのはラコート、パレルモ、歴史的伝説の名器アントニオ・デ・トーレスの出現を待たなければならなかった。名器トーレス(このトーレスの出現は以前の楽器とは比べ物にならない位、音の遠達性を向上させた)を使用してギター音楽の領域を拡大したのは、ギタリストであり作曲家でもあるフランシスコ・タレガである。そしてクラシック音楽主流派にその存在を認められたのはアンドセス・セゴビアである。セゴビアはそれまではギターでは弾かれなかったバッハのバイオリン曲やリュート曲等をギター曲にアレンジメントしている。この功績によりギターは一躍バイオリン等と並びクラシック音楽楽器へと認められたのである。


クラシックギターの系譜

 クラシックギターの種類は時系列的には19世紀ギターと所謂アントニオ・デ・トーレスの後の近代ギターに別れるこの後では大きく分けるとスペイン系とドイツ系に区分する事ができ19世紀ギターではイタリア系も存在した。

現在ではドイツ系、スペイン系と在るがスペイン系は更にマドリッド系とグラナダ系に細分化する事ができる。

マドリッド系はフランシスコ・ゴンザレス、ホセ・ラミレス1世、マヌエル・ラミレス、ホセ・ラミレス2世、ホセ・ラミレス3世・ホセ・ラミレス4世、ドミンゴ・エステソ、サントス・エルナンデス、エルナンデス、マルセロ・バルベロ、ヘスス・ベレサール・ガルシア、アルカン・フェルナンデス、マルセロ・バルベロ・イーホ、ラファエル・カサ―ナ

エンリケ・ガルシア、フランシスコ・シンプリシオ、ロベール・ブーシェ、アントニオ・マリン・モンテロ、マヌエル・カセレス、マヌエル・G・コントレラス、パウリ―ノ・ベルナベ、等

またグラナダ系ベニート・フェレール・マルティン、エドアルド・フェレール・カスティージョ、アントニオ・マリン・モンテロ、フランシスコ・サンチャゴ・マリーン、ベルント・マルティン、シュテファン・シュレンバー等である。

このドイツ系、スペイン系の一番の違いはそのネックジョイントの方法であろう。  


クラシックギタービルダー(製作者)

 

ルネ・ラコート

ルイス・パノルモ(世界初の金属ペグ使用ギター)

アントニオ・デ・トーレス(現代ギターの元祖)

フランシスコ・シンプリシオ

ドミンゴ・エステソ

サントス・エルナンデス

エンリケ・ガルシア

マヌエル・ラミレス

ヨハン・シュタウファー(フェンダーギターのヘッドデザインである6連スタイルのオリジナルであり尚あのXブレイシングのオリジナルでもある)

クリスチャン・フレドリック・マーチン(フラットトップスティールストリングスギターで有名なあのマーチンであるヘッドデザインは6連でシュタウハーの弟子)

 エルナンデス・イ・アグアド(クラシックギター製作界の富子不二雄)

イグナシオ・フレタ Ⅰ世、エ・イーホス

ヘルマン・ハウザー Ⅰ世、Ⅱ世、Ⅲ世

エドガー・メンヒ

コルヤ・パンヒューゼン

ホセ・ラミレス Ⅰ世、Ⅱ世、Ⅲ世、Ⅳ

パウリーノ・ベルナベ

マルセロ バルベロ・イーホ

ロベール・ブーシェ

ホセ・ルイス・ロマニリョス(トーレス研究家)

ヘルムート・ブッフシュタイナー(ギター製作家及び制作研究指導者)

ポール・フィシャー

ホセ・ヤコピ

マヌエル・ベラスケス

コンデ・エルマノス

ゲオルク・ボーリン(11弦ギター)

デビット・ホセ・ルビオ

ダニエル・フレドリッシュ

マルセリーノ・ロペス(ギター製作及び収集及びギター研究家)

グレック・スモールマン(クラシックギター製作界のカール・マルクス)

サンチャゴ・マリン

カール―ハインツ・レーミッヒ


クラシックギタリスト

マッテオ・カルカッシ

ナポレオン・コスト

マウロ・ジュリアーニ

フェルドナンド・カルリ

フェルナンド・ソル

ディオニシオ・アグアド

フランシスコ・タレガ

ミゲル・リョベート

アグスティン・バリオス・(マンゴレ)

アンドレス・セコビア

ジュリアン・ブリーム

ジョン・ウイリアムス

ナルシソ・イエペス

アルベルト・ポンセ

ぺぺ・ロメロ

カール・シャイト

ジークフリート・ベーレント

レオ・ブローエル

クリストファー・パークニング

ウラジミール・ミクルカ

アンドリュー・ヨーク

マリア・ルイス・アニード

リオナ・ボイド
シャロン・イズビン

 オスカー・ギリア

デビット・ラッセル

ローラン・ディアンス


クラシックギターテクニック

フランシスコ・タレガ 

 現在に於けるギターの歴史的な見地から考えると、重要なギタリストはこのフランシスコ・タレガである。

現代に於けるギターテクニックは全てクラシックギターのテクニックが、継承されている事は一般常識であろう。ビブラート、トリル(ハンマリングオン、プリングオフ)スライド(スラー)ベンディング(チョーキング、チョーキングビブラート)ハーモニクス、タッピング(ライトハンド奏法)コンピング(人工ハーモニクス)トレモロ奏法等全てである。しかしながらどんな物にも例外が有り、アーミング奏法はジャズ、及びロックギターによる物で、特にジミ・ヘンドリクスの出現を待たなければならなかったようである。このクラシックギターのテクニックはフランシスコ・タレガ、アンドレス・セゴビアにより、完成されたと言えるだろう。特にアンドレス・セコビアによる、所謂セコビアトーンと呼ばれるピッキングタッチにより、多彩な音色表現力を増している。この事は他のギター音楽のジャンルを遥かに凌駕しており、100年程進歩し先を進んでいると言える。ギターのピッキングタッチは他ジャンルのギタリストなどは足元にも及ばない。尚セコビアのアレンジメントにより、多彩な音色表現力を増している。この事は他のギター音楽のジャンルを遥かに凌駕しており、100年程進歩し先を進んでいると言える。ギターのピッキングタッチは他ジャンルのギタリストなどは足元にも及ばない。尚セコビアのアレンジメントにより、以前では不可能とされていた、ヨハン・セバステァアン・バッハ等他のクラシック音楽の定番楽器と同等の表現力を得る事と成り、ギターはクラシック音楽の楽器と認知されたのである。


 推測の域を出ないかもしれないが、私の聞いた話によりそこからの研究によるとギターに於けるクラシック音楽のアプローチは、場合によるがタッピング奏法を使用したであろう。しかしながら2番目の画像は明らかに過去のクラシックギターで既にタッピング奏法が有ったのが解るであろう。

クラシックギターによる特殊奏法


ジークフリート・ベーレント

 私の記憶が確かならば、このジークフリート・ベーレントは現代的ギターアプローチでブルースギターでは十八番のスライド、所謂ボトルネック奏法をしていたと・・・記憶していたが・・・YouTubeでは確認出来なかったが、これは残念ではあるが、私の記憶違いでは無い。ボトルネック奏法は元々はハワイアンミュージックのテクニックでブルースでは一般的であるが、クラシックギターとどちらが先であるだろうか?

尚このギターはヘルムート・ブッフシュタイナーのワイズバーガーモデルではないだろうか!


カール・シャイト

 このカール・シャイトこそが現代クラシックギターのアンドレス・セゴビアの意志を継いだギタリストの1人であるだろう! 私は知らなかったのだが、バッハのリュート曲の全曲をギターアレンジしたという。それが次の画像である。


ウラジミール・ミクルカ

 パリ国際ギターコンクールに於いて最年少優勝した天才ギタリスト。 古典のみならず、現代音楽的手法をも取り入れた

当時の最先端のギタリストである。 現代音楽作曲家ニキタ・コシュキンの王子のおもちゃの初演やジョン・ウイリアム・デュアルテの作品でジャズギタリスト ウエス・モンゴメリーのオマージュ曲”スワ・コーサ、サブタイトル、ウエス・モンゴメリーに捧ぐの初演等代表作がある。このウラジミール・ミクルカの演奏であるが、ギターテクニックとしては申し分無い物であるが、しかし音が籠っているがこれはこの使用しているギターのせいであり、このギターは日本製の河野ギター20号であるが、音が例に漏れずボケている。


ヴィラ・ロボス 

幻のプレリュードNO.6

 ヴィラ・ロボスといえばブラジル風組曲などに代表されるが、クラシックギター界ではギター曲で有名である、その内容と云えば有名なギター曲、これはショーロス1番でありこれはショーロス曲集として他の楽器へと続き14番までである。尚、ショーロスとは、エイトル・ヴィラ・ロボスが造った造語であり、ブラジル民謡には本来無い物である。ブラジル民謡であるショーロにヴィラ・ロボスが自身が好きな黒人音楽のブルースのSを加えて創り上げた造語である事は後にも既出する事とする。

 また有名なギター協奏曲、コカパカーナ協奏曲を1曲残している。

 ヴィラ・ロボスの有名なギター曲は以下の通りである。 ブラジル民謡組曲5つのショーロで成り立っている。

 12の練習曲エチュード、5つの前奏曲プレリュードであるが、前奏曲は、プレリュード1番からプレリュード5番までであるが実は失われた幻の前奏曲プレリュード6番が存在するのだ!ヴィラ・ロボス自らギターを演奏する機会がありそれを聞いた全てのギタリストがこの前奏曲集の中で最も美しい最も素晴らしいギター曲と言わしめた。ヴィラ・ロボスのギター曲の最高傑作と誉も高い創作であると云われているが、研究者の間ではいまだに探し続けられているのである。


 次はバ―チュオーソ名手ジョン・ウィリアムスとジュリアン・ブリームのヴィラ・ロボスである。

 この映像はヴィラ・ロボス本人が弾くヴィラ・ロボスである。このヴィラ・ロボスとバリオス・マンゴレは自身の演奏があると聞いていたが、映像が残っているとは思わなかった。

 ブラジルのエイトル・ヴィラ・ロボスそしてアルゼンチンのアグスティン・バリオス・マンゴレと南米のクラシック音楽の作曲家でありギタリストでもある2人であるが、同じ様にヴィラ・ロボス弾きのジュリアン・ブリームとバリオス・マンゴレ弾きのジョン・ウィリアムスと私などは区分している。

ローラン・ディアンス

アルベルト・ポンセの弟子

クラシックギターの歴史

オルタナティブ

パラレルワールド

(仮説を含む)

 ギターの歴史は解っている限りはその歴史上の出来事から察する事に成っているが、文献が少なく或いは存在しない場合は持ち合わせて情報データから分析する事になる。同じ情報データを持ち合わせていても、ここの個人的な見解により出てくる!導き出される答えは異なって来るのである。その個人の置かれている立場やその環境から問題意識等違いがありそのフェイズがずれて来るのである。

 紀元前のローマ時代の遺跡から見つかったレリーフは現代に通じるギターのフォルムが完成されている事を表しているが!これこそがオルタナティブでまるでパラレルワールドの様であると言えるであろう。

 ギターの歴史でその存在を確認出来たのは19世紀で所謂19世紀ギターと呼ばれたギターであり、それ以前はウード、リュート、バロックギターであり1700年代は単弦の現在のギターは、まだ存在してはいない。

 ギターの発展はギター製作者は勿論の事ギタリスト本人も関わっているのである。ウードからリュートへのその変化は演奏方法でウードがギターのピックにあたるリーシャを使用するのに際してリュートは指弾きである。またこの二つの共通項は複弦である。このリュートにビウエラのボディ構造を取り入れた新しい楽器こそがバロックギターである。このバラックギターは5コースもしくは6コースという複弦ギターであります。この時代から19世紀ではまだギターの存在は居酒屋の隅に置いてあるパーラーギターと云う存在でしかありません。この時代に於けるバイオリンやチェロ等とは比べられない存在感です。

そしてここからは私の仮説に成ります。

と言いますのも文献や情報が存在せず当時の状況から推察及び考察する。状況証拠のみを判断材料にする事になります。

そして時代が変わり19世紀になるとこのパーラーでギタリストが演奏する事に成るのだが!ここに偉大なるギタリストのフェルナンド・ソル、ディオニシオ・アグアド、フェルナンド・カルリが登場する。この3人のギタリストはこの後にギター界にとっては重要な存在に成るのである。何故ギターは今日の形状に至ったのか?これは今までは謎であったのであるが、単弦でなくてはならないその要因は如何なるものであったのか?それは今日までは恐らくはまだ誰も解明は為されてはいないのである。

このレリーフ!

紀元前ローマ時代の遺跡から発掘された全く信じられないギタリスト!1弦で指弾きに於いてトレモロを弾く!この紀元前のフランシスコ・タレガと私が呼んでいるこのギタリストはもう既に単弦の演奏をしているが!しかしながらこの事例をしてこのギタリストが現在に於ける6弦単弦のギターを発見!発明者とは言い難いのである。常識的にはギターに於けるトレモロ奏法はフランスコ・タレガが最初期の演奏家である。と考えられるが!それ以前はフェルナンド・ソル等が演奏していたと思われるのである。しかしながらこの事をして単弦6コース!って言うか単弦はコースとは言えないが(笑)所謂6弦の現代的ギターの進化はこのトレモロ奏法だけでは無いと考えられるのである。と言うのもそれならば4弦から6弦の低音弦は復弦のままに成ってしまうからである。このフェルナンド・ソルのギターディオの相方のディオニシオ・アグアドは!といってもエルナンデス・イ・アグアドと言う歴史的ギター製作者ではなくて1,800年代のギタリストで現代にも通用するギターメソッドを制作している。これは相方のフェルナンド・ソルも同様である。この2人のギタリストはルームメイトで今で言うならルームシェアしていたのである。しかしながらこの時代はまだギターの楽譜はタブラチュア譜である。

フランス革命

 時代が変わるが、この革命はその、首謀者がマクシミリアン・ロベスピエールであり、2020年2月21日に於いてはWikipediaには記述されてはいないが、この人物はこの革命において楽器奏者を虐殺した事で有名なのであるが、我が日本国では知られていないのが現状である。

この人物は言わずと知れたフリーメイソンでありフリーメイスングランドオリエントロッジの高位階のメンバーである。

この時に多数のリュート奏者が抹殺されたのであるが、リュート曲に於いてはその曲の持つ歌い方即ちソルフェージュ所謂楽典的側面から見た表現方法の肝心なところ肝が解らなく成ってしまい。これを危惧したのが、ギターのタブラチュア譜から現代の五線譜への移行に繋がる事となるのである。この当時の国王ルイ16世とマリー・アントワネットは音楽好きであり当時のベルサイユ宮殿に音楽家を招いていたものであった。これだけの理由で虐殺されたのである。因みにこのベルサイユ宮殿にはフリーメイスンロッジが3つものロッジがありルイ16世も敬虔なフリーメイスンであったのであるのだが!

ギター革命

タブラチュア譜から五線譜へ

フランス革命からおよそ100年後の時代に音楽の世界では革命が行っているのである。リュートからバロックギターを通してギターなる新たなる楽器がその存在を表してくる。また従来のタブラチュア譜から五線譜がその音楽社会的な位置を取って代わるのである。

このタブラチュア譜から五線譜への革命は作曲家のリヒャルト・ヴォグナーである。日本ではリヒャルト・ワーグナーであるが、これはフォルクスワーゲンと同じで発音上間違いであり、リヒャルトならヴォグナーでワーグナーならば!リチャード・ワーグナーであろう!と思われる。と言う事でここではリヒャルト・ヴォグナーにする。このリヒャルト・ヴォグナーと云う革命家はフランス革命に於いての失われたヴァイオリンやリュート曲の譜面を集めていて、前記の問題点を

発見したのであろう!リヒャルト・ヴォグナーはリュート曲のタブラチュア譜を五線譜へ変換作業を行っている。